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研修会報告【8月28日開催】
第5回目の研修会を2023年8月28日にWEB開催し、オンデマンド配信を8月31日から9月21日の3週間行いました。

研修会には、医師、歯科医師、薬剤師、看護師、ソーシャルワーカーをはじめ様々な職種の方がライブ配信に139名、オンデマンド配信には135名参加していただきました。

今回の研修会では難病相談支援事業を紹介しました。

講演では指定難病のうち炎症性腸疾患を取り上げ、テーマを「炎症性腸疾患(IBD)の症状と診断 最新治療と医療連携」とし、原クリニック 副院長 原裕一先生に「クリニックで出会うIBD患者の症状と診断」と題し、指定難病の炎症性腸疾患についての概要、潰瘍性大腸炎・クローン病の症状と診断については鑑別が必要な感染性腸疾患も含め画像を交えて説明していただきました。またIBDの地域連携についてはご自身のクリニックでの連携の紹介や連携の課題についてもお話しいただきました。

次に、当院消化管内科 講師 鳥巣剛弘先生からは「IBDに対する治療のポイント」と題し、炎症性疾患の特徴や潰瘍性大腸炎とクローン病のそれぞれの治療の違いについて、画像や図を交えて解説していただきました。IBD治療薬の紹介や病勢・合併症・社会的背景から治療選択ができることや、患者さんのQOL向上のため疾患の活動に合わせた医療連携のあり方が重要であることをお話しいただきました。

研修会後のアンケート調査では、IBDの診断・治療に関する最新の知見を得ることが出来た、医療連携の実際を知ることができよかった、昔勉強したことを思い出した、専門医より看護師でもわかりやすく話をまとめてありよかった、他科の診療連携について学ぶことができて良かった、最新の治療の考え方がよくわかった、わかりやすかったが開業医は生物学的製剤には触れる機会が少ないのでもっと話を聞きたかったなど多くのご意見や感想をいただきました。いただいた貴重なご意見を生かし今後の研修会を企画してまいります。

研修会の風景
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